ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019(ネタバレなし感想)

「ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~」

7月7日(日)昼公演を観に行ってきました。

 

感想の結論を先に言ってしまうと、「観に行けて本当に良かった!!!!!!」これにつきます。

 

当初は「ちょっと気になるな~」程度の軽い気持ちで足を運んだのですが、観劇後はすっかり源氏の女(源氏兄弟のファン)になっていました(笑)

(ツイッター見てると、劇の内容に賛否両論あるみたいですが、個人的には良かったと思っています。)

 

※この記事では、ストーリーには触れず、座席からの見え方や舞台セット、役者さんのダンスや演技などからざっくばらんな感想を書いています。

ネタバレはしないですが、感想の内容上、人によっては内容を匂わす感じに読みとれる場合もあると思いますので、観劇前かつネタバレ絶対NGな方は避けてください。

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座席について

最初に座席の見え方など。

 

今回、私がとれたチケットは4~8列の60番台後半。

この座席、会場であるステラボールの公式HPにある座席表には載っていない番号なんですよね。ステラボールの上手は60番まで。これ、見切れあるんじゃ・・・と覚悟していましたが、実際は上手側の中央あたりくらいの位置でした。

 

会場に貼ってあった座席表では、一番上手(サイド)が72~78番(列によって異なる)。すごく横に広いです。舞台は中央がせり出たかたちになっていて、座席は扇型になっているというちょっと特殊な配置でした。

 

そんなわけで、実際には上手中央あたりの席だったわけですが、個人的にはここがすごく良い席で。源氏兄弟が上手側に来るときは真正面になることが多かったので、内心「ふおおおぉぉ!」ってなりながら見てました(笑)。

見切れもなく、源氏兄弟がステージ中央にいるときも斜めからバッチリ見れました。シーンによっては斜めからの角度がめっちゃいい時もあった(気がする)。

 

正面からはどんな感じで見えているかは分からないですが、この席はかなり当たりだったと思います。ただ、逆にいうと、座席のど真ん中になるため、2部の客降りの時はほとんど見えませんでしたw

 

舞台セットとか会場内のことなど

舞台に緞帳はなく、開演前から舞台セットが見えるようになっていたのですが、これがすごい!具体的な造形を言ってしまうとネタバレになるので避けますが、重厚で迫力のあるセットでした。

細かい部分にも凝っていて(紋が・・・紋が・・・)、会場に入った時、役者さんがいないにも関わらず舞台セット見ただけでテンションが7割くらいアップしました(笑)。

 

会場内については、事前に「会場内は寒い」と聞いていたのでカーディガンを持ってきていました。

開演前は確かにちょっと肌寒かったのでカーディガンを羽織ったのですが、観劇していると感動で震えて代謝がよくなるんですかね、終盤はかなり暑く感じましたw

このあたりは座席によって変わってくるかもですが、寒いからと最初に着込みすぎると私のようになるのでほどほどに。最初はほんの少し寒いくらいで調整するのがいいのかもしれないです。

 

ネタバレ云々や事前知識など

最初に言ってしまうと、私は双騎を観劇する前に「積極的に」ネタバレをチェックしました。

なぜかって?

 

“新たな試み”の直撃をくらって、ただでさえ少ない脳味噌のリソースを枯渇させないためです・・・!

 

自分の脳みそは悲しいくらいにマルチタスク非対応なので、衝撃のストーリーを処理しつつ、源氏兄弟に注目するとかムリ・・・

元から少ない脳の容量、源氏兄弟に割ける分を多めに残しておきたかったんです。

 

制作陣が「ネタバレ禁止」とお願いしている以上、ネタバレを見ずに観劇するのが観る側の礼儀だとは思うんですが・・・

開幕直後に書かれたこの記事を読んだときに直感しました。

 

「あ、これ絶対、観劇中は”新たな試み”に追いつくのに一杯一杯になって、

後で思い返そうとしても、「源氏兄弟、めっちゃキラキラしていた・・・(尊い)」だけしか言えなくなるパターンや・・・!!」

 

と。

 

実は私、以前に観に行った「真剣乱舞祭2018(らぶフェス)」は、刀ミュ初参戦にも関わらず、曲のチェックなどの予備知識を全く仕入れなかった結果、散々たる苦い経験がありまして。

 

らぶフェスについて、私が覚えていることといったら、

  • むっちゃんが「大好き」って言っていた
  • 髭切がめっちゃクルックル回っていた
  • 膝丸がなんか一杯一杯になってた時があった
  • 兼さんの足がとても長い
  • 蜂須賀さんが「福井に来たのにカニ食べてない」と言っていた

くらい。

 

2時間超のステージで言語化できる記憶がこれだけって、自分の脳味噌やばくないですか?!?!

他に覚えているといえば、皆がキラキラしてて歌い踊っていたというボンヤリとした記憶くらい。

 

きっと、私のらぶフェスに関する記憶のほどんどは、衝撃のあまり顕在意識を通り過ぎて潜在意識の方へ行ってしまったんだと思います。

 

それはそれで良いのかもしれないですが、私は!顕在意識下で!記憶を思い出して楽しみたい!!

なので、積極的にフセッターなどの情報をチェックした次第です。

 

公演を複数回観に行けるなら、初回くらいは衝撃に身を任せるのもいいんですが、今回観に行けるのが一公演だけというのも主な理由の一つです・・・。

 

結果的には、このおかげでストーリーも楽しむ余裕もできたので個人的には大正解でした。

(私は元からネタバレ平気なタイプで、推理小説はまずラストを読み犯人を知ってから最初を読むという事をやってしまう人間だからこその所業だと思うので、あまりおすすめはできないですが。)

 

事前にウィキペディアで曽我兄弟の仇討ちを読んでおいたのも大きかったかもしれません。

ネタバレは見なくとも、双騎の副題になっている曽我物語のあらすじは事前にチェックしておいた方が良いかなと思います。

 

役者さんへの感想など(ダンスとか演技とか)

私が双騎を観に行ったきっかけは、「真剣乱舞祭2018」での髭切のターンがとても綺麗で目を惹かれたからです。「兄者がくるっくる回っている姿をもう一度生で見たい!」と思っていたので、双騎でそれが叶って本当に嬉しかったです。

らぶフェスの時は(脳がテンパっていたので)ぼんやりと見ていた感じでしたが、今回ちゃんと目にすることができました!

 

髭切の横回転、軸とか脚の伸び具合とかすごいですね。スピードとキレもあるのにふわっふわしていて柔らかさ?エアリー感?があるところも見ていて「おおっ!」って思って見惚れます。(ダンス詳しくないし語彙力もない人間なので、こんな言葉しか紡げない自分がつらい。)

 

あと、シーン毎の表情(雰囲気?)の切り替えがすごかった。どのシーンかはネタバレになるので書けませんが、ストーリーの要所要所で「ガラッと変わった」と、思う部分が何カ所かありました。通常時と戦闘時で雰囲気が変わる髭切を意識してあえてやっているのかなと思ったりも。

 

今回は髭切メインで見ていたので、膝丸の方は色々と見逃してしまった部分が多いのが自分でも残念なところ。

髭切と膝丸のダンスってなんとなく対比させると、髭切は重心が”上”で膝丸は”下”、髭切は”静”で膝丸は”動”という感じでして(あくまで私のイメージです)。

上下と静動という対比は、私の中では「上・動」「下・静」で組まれるようなイメージなんです。でも、髭切は「上・静」で膝丸は「下・動」なんですよね(あくまで私のイメージです)。

私の中にある既成概念からだとちぐはぐな組み合わせで、ちょっとした違和感があったりするところなのですが、その違和感が組み合わさるのが、逆にしっくりくるというか、さらに輝きを放つというか。

単体でもすごく魅力的な2人(振?)ですが、このあたりがあるから更に魅力的に感じるのかなとぼんやりと思ったりしています。

 

あと、膝丸(の中の人)の二の腕がすごい。双眼鏡なくても、遠目からでも筋肉の隆起が分かるんですよ。線(筋?)がみえる。どんだけ鍛えているんだろう。

髭切は脚の方がすごいですね。こちらも遠目からでも線がみえる。脚と腕、こんなところでも源氏兄弟の対比が・・・って、不特定多数が目にする可能性のあるネット上で私は何を言っているのだろう・・・。

 

あと、やはりというべきかなんというか、加納幸和さんは本当に素晴らしかったです。双騎出陣という演目の格を一段、二段、いやそれ以上に凄いものに作り上げていたのは加納さんの技量あってこそだろうと感じました。

や、演劇界のこと全く知らないズブの素人がなんか偉そうな感じで書いてしまいましたが(文章下手くそでこんな風にしか書けず申し訳ないところ・・・)、そのズブの素人(かつ源氏兄弟目当てできている人間)ですら肌で感じてしまう「何か」が加納さんの演技にあったと解釈していただけたら。

正直いうと、観劇中一番心を揺さぶられたのは、加納さんが演じておられるシーンでした(あの役が今の私のリアルな立場に近いから、というのもありますが)。

 

加納さんだけでなく、源氏兄弟を脇で固める方々が素晴らしくて。各々方が輝きを放ちつつも、主役の源氏兄弟を引き立てる感じがヒシヒシと伝わってきました。

 

双騎は演劇としても素晴らしいもの見れたという感じで、制作陣のコメントにあるとおり、ああ、本当に、2.5次元ミュージカルと一般演劇の壁を破り繋げるきっかけになる作品なんだなと感じながら観ていました。

 

余談:観劇前のおすすめアイテム

ツイッターで「めっちゃ効く!」と見かけたDHCの『速攻ブルーベリーV-MAX』

ものは試しにと観劇の10日くらい前から飲みはじめたのですが、予想以上によくてビックリしたので、唐突ですがこちらでもシェアさせてください。

実感レベルですが、ピントのぼやけがクリアな感じ。源氏兄弟の筋肉の隆起具合を遠目からでも確認できたのもこれのおかげ・・・は言い過ぎですが、仕事でもハードなPC作業をやっている身としては助けられた感はあります。

 

DHCにはブルーベリーサプリが3種類ほどあって、これが一番値段が高いのですが、その分成分量(ルテインなど)が多いので即効性を求めるならこれかな

 

お店だとあまり見かけないやつで、近くのドラッグストアにはこれだけなかったので私はネットで購入しました。舞台をクリアに見たい人はぜひ。

DHC 速攻ブルーベリーV-MAX ブイマックス 30日分

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最後に

双騎、予想を遙かに越えた素晴らしい舞台のおかげで私はすっかり源氏の女になってしまったわけですが(笑)、行けて本当に良かったです。

 

気づいたらグッズ購入で諭吉がいなくなる散財具合がおそろしい限りです。グッズはパンフだけ十分だと思っていた自分はどこへ行った??
頭ではおそろしいと思いつつも、そんなにおそろしいと感じていない自分がまた恐ろしい。

「1回行けたらいいや」と思っていたのに「また見たい」と思っているところも。

 

千秋楽はライブ配信もあるのですが、日曜の夕方は息子のご飯やお風呂など家族タイムなので諦めていたのですが、どうやらディレイ配信付きなので購入しようかなと。

リアルタイムで見れなくても、公演後も視聴できるからDVD発売までのロスを埋めるのにもいいかもしれません(いつのまにかDVDまで買うつもりになっている人)。

髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~ 特設ページ – DMM.com 動画

 

双騎の正式名称は、

「ミュージカル「刀剣乱舞」髭切膝丸 双騎出陣2019~SOGA~」

これ、”2019″とあるので、もちろん”2020″もありますよね???(期待)

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