母の日にもらったカーネーションの鉢植えの育て方/日常のお手入れから長持ちさせるコツまとめ

母の日に我が子からカーネーションの鉢植えをプレゼントにもらいました。

カーネーションの鉢植えは母の日のプレゼントでは定番の品ですが、もらったのは今年が初めて。

もらう側になって気づいたのですが、カーネーションてどう育てたら良いのかさっぱり分からない。

花束なら花瓶に入れれば良いのですが、鉢植えだと水やりとか肥料とかやらないといけないところ。同じ花でもやり方が全然違います。

もらったからには、できるだけ長く育てたいもの。

そこで今回は、カーネーションの鉢植えをもらってからやるべきこととその後の育て方について調べた内容をメモします。

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カーネーションの鉢植えをもらってすぐにやるべきこと

まず最初にやることは、「鉢植え周りの包装をとる」です。

ラッピングされた鉢植え、見た目もキレイだし良い思い出なので、できるだけそのままにしておきたいところですが、包装されたビニールを鉢植えのまわりにつけたままだと通気性が悪くなりカーネーションを萎れやすいので、もらったら早めにとるようにします。

ちなみに、うちのカーネーションはもらった段階でもう萎れかけていました。。。

いわく、「金曜日に買ってその時は元気だったの。水もあげていたけど、2日経ったら(母の日・日曜日)萎れてしまった」らしい。

花を鉢植えでもらったら、すぐにラッピングはとった方がよいですね。

包装をはずしたら、次にやるのは、「鉢の底から水が出てくるまで水をたっぷり入れる」です。

プレゼント用の鉢植えの花は水分が不足しがちになるので(水をあげすぎるとラッピングが水濡れになるから)、もらったら水をたっぷりあげてください。

花が終わったらどうする?

鉢植えは花が咲いた状態でもらうことがほとんどだと思います。

咲き終わった花をそのままにしておくと病気の原因になるので、萎れた花はこまめに取り除きます。

こまめに取り除くことで次の花も咲きやすくなります。

葉や茎も同様に、枯れたり黄色くなっている部分はこまめに取り除くようにします。

日々の基本的な育て方

カーネーションを置く場所

カーネーションは日光が大好き。日光が十分に当たっていないと、つぼみのまま枯れてしまったり、葉の色が黄色く変色する原因になってしまいます。

屋外や日当たりの良い窓辺など、日光が良く当たる風通しの良い場所に置くようにします

日当たりの良くない室内で楽しみたい場合は、1日に何時間か屋外に出して太陽の光を十分に当ててあげます。

カーネーションは高温・低温に弱いです。

真夏の気温が高い時期には風通しのよい半日陰や室内に移動させます。

また、真冬の寒さにも弱いので、冬の間は日当たりのよい室内に移動させるようにもします。

水やり

土の表面が乾いているのを確認したら、鉢の底から水が出るまでたっぷりと水やりをします。

花や葉に水がかかってしまうと株が痛む原因になるので、葉を手で押さえるなどして根元に直接水をあげるようにします

贈答用の鉢植えカーネーションは根元部分が茎や葉でびっしり覆われているものが多いので、じょうろの注ぎ口は細いタイプが良さそう。


また、鉢の底に水が溜まったままだと根腐れの原因になってしまうので、受け皿に残った水は捨てるようにします。

肥料の選び方とあげるタイミング

カーネーションの綺麗な花をたくさん楽しむためには肥料が必要です。

春から秋にかけては、液体肥料なら週に1回、緩効性化成肥料なら月に1回与えるようにします

カーネーションは肥料が大好きな植物なので、あげるタイミングが多いです。

真夏と冬の寒い時期は成長がゆっくりになるため肥料は不要です。

害虫・病気対策

カーネーションにつく害虫は主にアブラムシとダニ。見つけたら早めに薬剤などで駆除します。

かかりやすい病気は灰カビ病。枯れた花や葉っぱはこまめに取り除くようにします。また、水をあげるときに花や葉っぱに水がかからないようにすることで予防できます。

害虫や病気は湿度が高くなる梅雨の時期に特に注意が必要です。予防や早めの対策を行うことで被害を最小限にすることができます。

来年も鉢植えのカーネーションに花を咲かせるために

せっかくもらった鉢植えのカーネーション、来年も花を咲かせることができたら嬉しいですよね。

切り戻しと植え替えをすることで次の年にも花を楽しむことも可能です。

切り戻しをするタイミングとやり方

梅雨の前と秋が適しています。花が一通り咲き、花が全て咲き終えてしまう前に切り戻しをするのがポイントです。

切り戻しとは不要になった茎や花を切り落として、新しく出る芽や花のために株に養分を集中させる作業のこと。切ってしまうのはかわいそうな気もしますが、株を元気に保つためにもここは思い切って作業します。

切った花は花瓶にさして楽しんだり挿し木に使ったりもできます。

具体的なやり方は、茎の長さの半分くらいの位置で剪定します。

カーネーションは湿気に弱いので、茎や葉が込み合っている部分があれば根元から切り落とし、風の通りを良くすると病気や害虫の対策にもなります。

植え替えの必要性とタイミング

基本的に贈答用のカーネーションの鉢植えは花がたくさん咲いているように見せるために、カーネーションの大きさよりも小さな鉢に植えられていることが多いそうです。

このまま育て続けると根が詰まって根腐れの原因にもなります。来年も花を楽しむなら、今植えられている鉢より一回り大きい植木鉢に植え替える必要があります。

植え替えのタイミングは、梅雨前か秋に植え替えをします切り戻しと同時に行うと効果的です。

まとめ

  • もらったら鉢植え周りの包装をとり、鉢の底から水が出てくるまで水をたっぷり入れる
  • 萎れた花や枯れた葉っぱはこまめに取り除く
  • 日光が良く当たる風通しの良い場所に置くようにする
  • 鉢の底から水が出るまでたっぷりと水やり。受け皿に残った水は捨てる
  • 春から秋にかけては液体肥料なら週に1回、緩効性化成肥料なら月に1回与える
  • 花が全て咲き終えてしまう前に切り戻しをする
  • 梅雨前か秋に植え替えをする

母の日にもらったカーネーションの鉢植えの育て方や、日常のお手入れから長持ちさせるコツをまとめました。

カーネーションは育てるのはやや難しい植物ですが、ちょっとした日常のお手入れでも来年にはまた花を楽しめるので頑張れそうです。適切なお世話で長く楽しんでいきましょう。

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