花王のニュースリリースで興味深いものをみつけたのでシェアします
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手指が本来そなえている、感染症に対するバリア機能を発見｜花王株式会社
花王株式会社（社長・澤田道隆）パーソナルヘルスケア研究所、生物科学研究所、解析科学研究所は、ヒトの手指には生来、感染症の原因となる菌やウイルスを減少させる機能、すなわちバリア機能が備わっており、風邪やインフルエンザのかかりやすさに関連していることを世界で初めて*1 明らかにしました。また、手指のバリア機能には個人差があること、さらに、このバリア機能には手汗から分泌される乳酸が寄与していることを解明しました。
https://www.kao.com/
これまでの手指衛生の手段である手洗いやアルコール消毒の菌やウイルスの除去・不活化効果は、一過性のものであるのに対して、生来の手指のバリア機能は恒常的であることが特徴的です。このバリア機能の発見は、生来の手指のバリア機能を高めるという新しい衛生習慣の提案につながるものです。
リンク先に詳しく載っているので、そちらをご覧いただきたいのですが、
内容をざっくりまとめると、
- 手指には菌やウイルスに対抗する「手指バリア」が備わっている
- そのバリア機能には個人差がある
- バリア活性に重要な成分は「乳酸」である
この3点に集約されるのかな。
(※かなり大雑把な理解です）
感染症に罹りやすい・罹りにくいの違いが手指にもあるとは。
手についた菌て減るものなんですね、そこにもビックリしました。
データを見ると、罹りにくい人の手指は菌を塗って短時間(実験では3分)で菌の数ががっつり減っていて驚きでした。「え？こんなに減るの？？」ってくらい減っています。
手を洗うのが感染症予防にとって重要なことですが、手を洗いすぎると常在菌などの有用なものも流れていくし手も荒れやすくなるので、いつかこの研究内容をもとにした商品が出たら良いですね。
とりあえず、手汗から分泌される乳酸が重要との話なので、乳酸菌を多く摂るようにすればもしかしたら手のバリア機能もアップするのかな？腸内環境もそうですが、免疫機能アップには乳酸菌が大切なようです。