渋谷モディ6階HMVミュージアムで開催された「Super VOICE STARS PHOTO EXHIBITION」に行ってきました。目的の声優さんは特にいないのですが、声優×写真×展示というのが新鮮でおもしろい感じがしたので、友人が行くと聞きご一緒させてもらいました。
私の中での声優さんのイメージは、写真集は(一部の方は)出すことはあっても写真展までやるって感じではなくって。今はわりと表にでる方は多いですが、基本的に声のお仕事だからビジュアル面を全面に押し出すものは意外だなという気持ち。展示内のパネルで、撮影を担当したレスリー・キー氏が今回の撮影の意図を語られていたのですが、なんとなく分かったような分からないような…うん、芸術は難しい。
私は軽い気持ちで行ったのですが、ここに来る方は基本的には熱心な声優さんファンで。ある声優さんのファンらしき人がパネルみながら「(声優さんのまわりを囲んでいる)花になりたい…」と呟くのを聞いたとき、「あっ、見ている世界がだいぶ違うな」と結構な温度差を感じました。
展示コーナーに入ると、まず見えてくるのが声優さんが花と一緒な写真ゾーンで、先に進んでいくとなぜか上半身裸になっているゾーンでした。友人から聞いた話、レスリー・キー氏の写真だとよくあることだそうで。一部声優さんは乳首丸出しでしたが、あれは事務所OKだったのか…。お名前を言っていいのか分からないので伏せますが、ある声優さんの乳首の色がすごくピュアピンクで、後のランチで「あの乳首は加工か天然か」で議論が巻き起こりました。どちらだとしてもとんでもないことです。
小野賢章さんとか増田俊樹さんとか俳優業もやっている方は撮り慣れている感があって流石ですし、福山潤さんは「普段の声優の仕事からはかけ離れているけど、それが求められている事なら全力でやる!」という気持ちが強すぎた結果悪ノリしちゃった感があって流石だなと思いました。
個人的に一番好きな写真は梅原裕一郎さんのお花の写真です。ただ、なんというか、こう、かっこいいんですが、お花の持ち方とか表情とか衣装とかが「今年一番の収穫を終えたイケメン2代目花農家」という風に見えてしまって。脳内で梅原さんが太陽の下、自慢の花を収穫して「よし!」ってなっているシチュエーションまで流れるのがセット(梅原さんファンに申し訳ない…)。キャー!というニュアンスではないのですが、私の一番のお気に入り写真です。
割とぶっ飛んだ企画の写真展ですが、コアな声優ファンはもちろんのこと、にわか声優ファンでも楽しめる内容だったので気になる方はぜひ。